2013年12月10日火曜日

年収の偏差値

世の日本人はどの程度稼いでいるのだろうか。
平均年収や中央値はよく耳にするが、世相を実感するためにはそういった値を分布の中で知る必要がある。
そこで、年収を偏差値に変換してみた(下表)。
偏差値なら、分布の形状をある程度加味しているし、統計解析や数学の経験が少なくても、多くの人がその意味をだいたい理解している。

注意してほしいのだが、この偏差値は駆け出しの若者も含めていれば、上り詰めたおじさまも含めて算出されているということ。
たとえばある男性の収入が410万円なら偏差値は50(普通)だが、その男性が25歳なら、同年代の中では稼いでいるほうだろうし、そうである限り将来の見込みも高い。

なお、各年代における平均年収は、19歳以下144.8万、20~24歳は260.0万、25~29歳は366.8万、30~34歳は430.9万、35~39歳は498.0万、40~44歳は560.9万、45~49歳は614.0万、50~54歳は633.5万、55~59歳は618.1万、60~64歳は447.2万、65~69歳は396.3万、70歳以上は341.5万円だそうです(国税庁「民間給与実態統計調査結果」より)。

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