平均年収や中央値はよく耳にするが、世相を実感するためにはそういった値を分布の中で知る必要がある。
そこで、年収を偏差値に変換してみた(下表)。
偏差値なら、分布の形状をある程度加味しているし、統計解析や数学の経験が少なくても、多くの人がその意味をだいたい理解している。
注意してほしいのだが、この偏差値は駆け出しの若者も含めていれば、上り詰めたおじさまも含めて算出されているということ。
たとえばある男性の収入が410万円なら偏差値は50(普通)だが、その男性が25歳なら、同年代の中では稼いでいるほうだろうし、そうである限り将来の見込みも高い。
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