2013年12月20日金曜日

Lostprophetsとは別人のIan "H" Watkins迷惑被る

犯罪者と同姓同名というのはキツい。
元Lostprophetsのボーカル、Ian Watkinsが超絶ペドフィリアであり、それに関連する罪で刑を宣告されたことは先日のブログの通り。
それに関連して、イギリスのポップグループであるStepsの"H"という通称の男、本名が変態さんと同じIan Watkinsというらしく、早速被害を被っているようだ。
このHさん、E!エンターテイメント(アメリカのテレビ局)のオンラインページで、LostprophetsのIan Watkinsとして写真が掲載されたらしい。
すでにE!は謝罪し、名誉回復の係争も済んだらしいが、勘違いした人からHは嫌がらせも受けているらしい。
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-25447856

2013年12月19日木曜日

ロストプロフェッツ(Lostprophets)元ボーカルの鬼畜性犯罪は禁固29年

ロストプロフェッツ(Lostprophets)というバンドは,いわゆるオルタナティブ・ロックが流行った時に日本にもそのCDが輸入された,少しは名の知れたバンドであった。
しかし2012年にボーカルのイアン・ワトキンス(Ian Watkins)が性犯罪で起訴され,その後解散へと至っている。
今日のニュースで,そのボーカルが禁固29年になったと知った(+6年の観察。ただし29年の2/3を過ごすと仮釈放の可能性有り)。
結構長い刑期であるが,いったい何があったのだろうか。
調べてみると,想像以上に鬼畜だった。

表面的な経緯はWikipedia英語版に書かれていたので訳してみた(文の順序は時系列順に変更した)。
訳し間違いがあるかもしれないし,実は元の文にも間違いが有る(かもしれない;2013年12月19日13時日本時間現在)。

2012年12月19日,イアン・ワトキンスは,1歳の少女(訳注:下記参照)をレイプしようとしたことを含む,13の性犯罪で告発された。この告発への反応の中で,バンドのほかのメンバーは次のようなメッセージを公式サイトへ掲載した。「ショックを受けながら事件の詳細を理解しました。今は我々と家族にとって大変な時です。私たちは,答えを探すに当たってファンの皆さんからいただいたすべてのサポートに感謝しています」。そして最終的には,彼らはワトキンス逮捕以後のすべてのツアーをキャンセルした。
2013年10月1日,ロストプロフェッツは「一年近い傷心の末,私たちはもはやロストプロフェッツとして音楽活動をすることはないだろう」と彼らのフェイスブックで告知した。
その投稿にはイアン・ワトキンス以外のすべてのメンバーの署名がなされていた。
アトキンスは当初それらの罪を否定していたが,2013年11月,アトキンスは13歳以下の子供への性的暴行とレイプの試みを認めた。
その後,11月30日,メンバーはワトキンスが罪を認めたことに対して,「悲嘆に暮れ,怒り,ムカつく思い」を表明する長い投稿をフェイスブックに投稿した。彼らは,ワトキンスが「難しい性格」で,バンドの終期には彼とともに活動することは「絶え間ない悲惨な努力」であったこと,および,今回彼が認めたたぐいの振るまい(訳注:おそらく「子供に対する性的行為」を遠回しに言っている)をできるような人だとは全く想像だにしなかったことを強調すると同時に,彼らはワトキンスが犯していた罪に関して気づいていなかったことを明言した。彼らはまた,ほかの被害者が居れば関係当局に相談するように促した。

ざっと読んで,ロリコンであったことがすぐに解るが,具体性に欠ける。
具体的な内容を調べるために,BBC Newsを読んでみた。
一つのケースでは,20代の女性ファンに「おまえが俺のものなら,おまえの子供もそうだろう?」とケータイのメール(text)を送って,その女性の子供に性交を行ったとか。
で,上のWikipedia英語版には「one year-old girl」と書かれていたが,このケースをBBCでよく読んでみると「boy」なのだ!
ワトキンスは「彼を俺のものに」することや,「一線を越える」ことを熱望したそうだ。
そして裁判の証拠では,ワトキンスがその1歳の男児に性行為をする様が撮影された17分間のビデオが上がったそうだ。
ほかのケースでは,また別の24歳の女性が彼女の子供に性的虐待する様子をSkypeで視聴していたという。
その45分間のSkypeの中でワトキンスはその24歳の女性に,どうやって子供をセックスに使うかを話したそうな。
そしてその女性と彼女の赤ん坊を「奴隷デュオ」と呼んだとか。

多くの証拠がケータイ,ノートパソコン,クラウドからざくざく出てきたようで。
処女だという16歳の女子高生を制服姿で呼び寄せて,性行為中のビデオを撮りながら「俺の未成年の尻軽女」と言ってみたりと,芸能人のステータス(celebrity status)を使ってやりたい放題だった様子。

実はオルタナが流行った時に私もLostprophetsのCDを一枚買いましたが,こんなトンデモ野郎だったのですね。

王将社長銃撃された疑い

19日午前7時ごろ、餃子の王将の社長がどうやら銃撃されて殺害されたようだ。
餃子の王将は全国的にも知られた外食チェーン、いわば表の世界なだけに、その社長が裏社会の死に方をしたこの事件は非常にショッキングな事件である。
詳細は捜査と裁判を待つべきなのだろうが、しばらくはいろいろな憶測が飛び交うことだろう。

京都市には歴史の負の側面も残っている。
今回事件のあった山科区も任侠関係者も多いと言われる土地の一つである。
銃撃=ヤクザと決めつけるのは良くないが、どうしてもそのように連想されてしまう。
ただ、銃の出所や実行犯がヤの人だったとしても、指示したのは誰だろうか。
ヤの人が直接指示したのだろうか?恨みを持つ内部の人だろうか?はたまた、のれん分け問題で知られる「大阪」だったりして・・・?

この事件は売り上げにも響くだろうなぁ。
「餃子の王将」社長殺害:現場に薬きょう 犯人は逃走
毎日新聞 2013年12月19日 10時25分(最終更新 12月19日 11時05分)
19日午前7時ごろ、京都市山科区西野山射庭ノ上(いばのうえ)町の王将フードサービス本社ビル前で従業員から携帯電話で「社長が倒れ、呼吸がない。人工呼吸している」と119番があった。(続きは下記URL参照)
http://mainichi.jp/select/news/20131219k0000e040162000c.html

2013年12月12日木曜日

結婚戦闘力を俗物的に考える

婚活における「戦闘力」をお遊びで考えるなら、男性の戦闘力は年収で、女性の戦闘力は年齢、などと俗物的にとらえることができる。
先日の記事でもそれらの偏差値を上げて少し対応づけして遊んでみた(「結婚相手のバランス」)が、二つの表を見比べる必要があり不便であった。
そこで、悪趣味な遊びついでに、「戦闘力対応表」を作ってみた。
あくまでお遊びである。
先の記事では「マッチング」という語を使ったが、本当は相手との相性をあらわす物ではない。
普通に考えれば、同年代の男女が結婚する可能性が高く、そうである限り「若いほど年収が高い」ということはあり得ないのだから。




2013年12月11日水曜日

身長偏差値

最近いろいろと偏差値を計算していたので、ついでに身長偏差値も計算してみた。
高齢者の方がだいぶ身長が低いのは解っていたが、こんなに違うのか。


結婚相手のバランス

「結婚相手 年収」でgoogle検索してみると、いろいろと記事が出てくる。
その中の記事によると、多くの女性は結婚相手に500万円〜599万円を求めると書かれていた。
女性からすれば、相手の年収は多いに越したことはないが、この辺りで妥協しておこう、ということなのだろう。

ところで、男性は相手(女性)の年収をあまり気にしないようである。
その代わりに相手の「若さと美貌」を気にすることはあり得るだろう。
ここで、相手の年収を気にする女性と、相手の若さを気にする男性とをマッチングしてみたい。

仮に男性の年収が550万円だとしよう。
これは労働人口の中での年収偏差値は55にあたる(過去の記事「年収の偏差値」参照)。
ここで結婚の若さ偏差値55の女性は何歳か。
これはおよそ23歳である(過去の記事「結婚の早さ偏差値」参照)。
従って、相手の年収に550万円を望む24歳以上の女性は、「女性の若さを気にしない男性」を探すか、他の付加価値で逆転しなければならない。

もちろん極論である。

結婚の早さ偏差値

結婚する年齢が高くなったことを「晩婚化」などという。
私は「晩」という言葉から非常に遅い時期を連想する。
いったい日本人は何歳くらいで結婚しているのだろうか。
結婚の年齢を人口分布の中でとらえるため、結婚年齢の早さ偏差値を算出してみた(下表;ここでは初婚のみを考慮した)。
ほとんどの男性は22歳から33歳、女性は21歳から30歳に結婚するようである(偏差値40から60)。
晩婚化といえども、「アラフォー」はだいぶ遅いようである。

さらに、この表では、独自の「残席率」という指標も出してみた。
残席率は、結婚をいす取りゲームのようなモデルでとらえた指標である。
実はこの数値の計算自体は単純で、「婚姻届を出した全人口のうち、その年齢以上であった人の割合」である。
歳をとってゆくと、どんどん空席が減ってゆく、という悪趣味な命名である。

たとえば45歳の男性が「既婚者の席」に付くためには、残された1%の席をものにしなければならない。
残席率は、おおざっぱには、「今後結婚できる可能性」のようにとらえることもできる。

この表の数値は平成24年の人口動態調査から算出したので、「婚活」という言葉が使われて何年もたった現在の状態である。

2013年12月10日火曜日

歩きスマホ

歩きながらスマートフォンをいじくる行為の危なさが最近の問題になっている。
皆「確かに危ない」「確かに邪魔だ」と思いながら、「ケータイと何が違うの?」という疑問も持っているようだ。
歩きスマフォが危ない理由を私なりに考えてみた。

  • 視覚への依存が高くなった
    • いわゆるガラケーのように、物理的なボタンを押して入力するデバイスに比べ、タッチパネルは画面を見ずに入力することが難しい。従って、画面を見る時間が長くなり、相対的に周囲を確認する時間が短くなる。
  • 画面が大きく明るくなった
    • 大きく明るい画面をずっと見ていて、ふと暗い周囲に目をやると周囲を視認しにくい。そんな順応の効果(残効)がガラケーに比べて大きくなった可能性がある。
  • コンテンツが高度になった
    • 動画や即時性の高いコミュニケーションツールなど、目を離したくない(没頭できる)コンテンツが増えたこともあろう。また、動画のように画面が動くと、周囲へ目を向けたときに運動残効が起こり、知覚が一瞬狂う可能性もある。
  • 片手入力しにくくなった
    • 画面の大型化に従って、片手で入力し続けるのが難しくなった可能性がある。片手なら半身(はんみ)で歩けていたが、デバイスを両手で扱うと、自ずと姿勢も手元に集中しがちである。 そうなれば周囲が見えにくくなる。
  • 音と併用する頻度が上がった
    • ガラケーに比べ、音声をイヤホンで聴く頻度が上がっているかも知れない。そうだとすると、今まではメールを打つだけだった人が、音楽を聴きながら打つようになったり、写真を見るだけだった人が音声付き動画を見るようになってしまった可能性もある。(つまり視覚だけでなく聴覚も阻害されていることになる。)

これらがどれくらい当てはまっているかは実験してみないと解らないが、ざっと考えるだけでも従来のケータイとは全然違いそうである。


年収の偏差値

世の日本人はどの程度稼いでいるのだろうか。
平均年収や中央値はよく耳にするが、世相を実感するためにはそういった値を分布の中で知る必要がある。
そこで、年収を偏差値に変換してみた(下表)。
偏差値なら、分布の形状をある程度加味しているし、統計解析や数学の経験が少なくても、多くの人がその意味をだいたい理解している。

注意してほしいのだが、この偏差値は駆け出しの若者も含めていれば、上り詰めたおじさまも含めて算出されているということ。
たとえばある男性の収入が410万円なら偏差値は50(普通)だが、その男性が25歳なら、同年代の中では稼いでいるほうだろうし、そうである限り将来の見込みも高い。

なお、各年代における平均年収は、19歳以下144.8万、20~24歳は260.0万、25~29歳は366.8万、30~34歳は430.9万、35~39歳は498.0万、40~44歳は560.9万、45~49歳は614.0万、50~54歳は633.5万、55~59歳は618.1万、60~64歳は447.2万、65~69歳は396.3万、70歳以上は341.5万円だそうです(国税庁「民間給与実態統計調査結果」より)。